広島国際大学 心理学部 心理学科

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教育プログラム

実践力を養う独自の教育

理論を現場で活用できる実習体験、コミュニケーション学習など、
4つの特徴を備えた独自の教育システムを展開します。

実践力を獲得するTSPプログラムを展開

本学部では、TSPプログラムという教育メソッドを展開。まず、講義で知識・理論を学び、学内でのロールプレイやディスカッションで心理学のさまざまな技法を身につけます。その後、現場に出向き、社会で心理学をどのように活かしていくかを体験的に学びます。

他者との協働を実現するコミュニケーション能力を育成

人とともに協働する基礎力を身につけるための包括的コミュニケーションプログラムを実践します。これは、TSPの手法を通して、コミュニケーション能力を高めるもので、学内のグループワークや学外の人たちとかかわりながらソーシャルスキルを学んでいきます。

専門職大学院と連携する一貫教育で臨床心理士を養成

専門職大学院との一貫教育で、こころの専門家「臨床心理士」を養成します。開学以来、輩出した臨床心理士は163人(2017年6月時点)を数え、西日本私立大ではトップクラスの実績です。また、2017年9月に施行された「公認心理師」の受験資格も取得できるよう対応しています。

健康・医療・福祉の総合大学ならではの専門職連携教育(IPE)

心理学を学んだ者の立場から病院などでチーム医療に貢献できるように、専門職連携教育(IPE)をおこないます。これは全学的な取り組みで、健康・医療・福祉系の総合大学ならではのメリットを活かし、異なる専攻の学生たちがお互いの専門職について理解を深めるものです。

カリキュラムの詳細

臨床心理学概論
臨床心理学は、「心の問題を科学的研究し、そこで得た知識を活用して支援していく心理学の1つの分野」です。そこで、心理学における学問的な位置づけ、考え方、理論・アプローチ、活用される主だった心理臨床の現場など、臨床心理学についての基本的な知識を俯瞰的、大局的、全般的に学ぶことを通して、臨床心理学の基礎を学びます。
睡眠改善学
心身の健康、脳機能と密接に関連する睡眠問題について理解し、睡眠改善、睡眠マネジメントに必要な知識と技術を修得します。具体的には、睡眠中の生命現象、睡眠と生体リズム、睡眠環境、子ども、高齢者の睡眠、社会と睡眠、睡眠障害、睡眠相談、評価技術等について学修します。
社会・集団・家族心理学A
「人間の社会行動に関する原理の追求を目的とする科学」である社会心理学について、様々な角度からの理論説明や実験などの紹介を行い、社会心理学が基礎から応用に至るまで幅広く展開し、日常生活ともリンクしていることを学修します。特に、社会心理学における「自己」「対人関係」「社会問題」の分野を中心に学びます。客観的視点から、人間の社会行動や態度、対人関係及び自己理解、関係性の構築と維持についての理解を深めます
コミュニケーション演習
卒業研究を見据えた少人数制ゼミ(専門演習Ⅰ・Ⅱ)に移行するための準備段階として実施します。この演習では、今後の研究活動及びキャリア形成のための活動で必要となる基礎的なコミュニケーションスキルを応用レベルに引き上げます。具体的には、聞き手を分析した上で効果的にプレゼンテーションを行うためのスキル、論文執筆やエントリーシート作成に必要な論理的・客観的な議論のスキル、アカデミックな文章作成のスキルを実践的に身に付けます。
ストレスマネジメント演習
日常生活で経験するストレスに関して、心理学の立場からの基本的概念を解説し、ストレッサー・ストレス反応(生理的・情動的・行動的)及び対処行動について理解します。その上で、ストレス反応が発現しやすい葛藤状況などのシナリオ・ロールプレイなどを設定し、ストレス反応の緩和・軽減のためのリラクゼーションやアサーション等の対処方略をワークを中心にして学びます。
心理学実践実習(産業・社会)
社会の中のあらゆる場面でそこに携わる人間の心理を理解することは、社会の一員として将来活躍する学生に取って必要不可欠なことです。この実習では、行政・一般企業問わず、そこでの仕事内容などを事前学修させ、施設等見学を行い、ディスカッション・レポート提出を課すことで、広く心理学と社会との関連性を自ら見つけ出させることを目的とします。多様な業界・職種の中で、心理学をどう活かすことができるのかを考えさせ、提案する能力を醸成します。

※記載事項のほかに、共通教育科目があります。記載事項は、年度によって一部変更する可能性があります。
※■は必修科目

教育メソッドTSP PDFダウンロード

代表的授業風景の紹介

心理学実験 と心理学応用実験

2年生の前期に開講される心理学実験は、心理学の基礎的な実験をおこない、その原理・しくみを理解すると同時に、それらをレポートとしてまとめる方法を学びます。ここで学んだKnow-howは、さらに上の学年の実験・実習、さらには卒業研究を実施しまとめることに役立ちます。写真は、実験の様子とレポート作成日の風景です。実験は認知や知覚、社会心理に関連する実験を行います。レポート作成が重視され、レポートのまとめ方や結果の考察、文献調査などを行います。レポートは、各自のノートパソコンで集計した表やグラフをもとに、wordを使って作成します。

レポート作成1
レポート作成1
レポート作成指導
レポート作成指導
実験の様子
実験の様子

2年生の後期に開講される心理学応用実験は、心理学の代表的研究手法のうち、実験法、調査法、観察法について、基本的な手法の修得と、受講者自身のアイデアを元に課題に取り組む応用的な側面の両面を備えています。4~5人のチームで課題を設定し、実験や調査を行い、その結果をまとめて報告します。写真は、実験法グループの結果報告の様子と、調査法グループのデータ分析の様子です。チームで課題を検討し、実施、分析とまとめをしていくことで、将来社会に出た時に必要なスキル、心理学的な洞察力を身につけることができます。

実験内容の確認
実験内容の確認
データ分析の様子
データ分析の様子

司法・犯罪心理学

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犯罪捜査、裁判、矯正・保護、家庭裁判所における家事事件等の様々な場面で犯罪心理学の知見がどのように活用され、心理職がどのような役割を果たしうるのかを学修します。加害者個人の心理機制だけでなく、犯罪は社会の構造や人々の関係性の問題も色濃く反映したものであることが理解できるように、広い視点で犯罪の原因論や治療教育・介入の歴史を理解していきます。その他にも、犯罪の影響を受ける被害者、加害者家族、犯罪に巻き込まれた子どもの支援、家事事件におけるに関する実態や制度、留意点についても概説するものです。

心理的アセスメント

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心理的アセスメント(査定)は、心理面接と並んで公認心理師にとって中心的な業務です。心理臨床現場での心理アセスメントは、心理検査を行うだけでなく、行動観察、面接法などの手法から得た情報も総合して、クライエントの心を理解し、診断や見立て、適切な支援の選択等に活かすものです。本講義では、心理アセスメントにおける倫理、面接法、観察法、検査法それぞれの特徴と基本を踏まえ、報告書のまとめと伝え方などについて学修していきます。

認知行動療法

認知行動療法はクライアントの抱える心理社会的な問題や精神医学的な問題に、主に認知と行動の両面からアプローチする心理療法です。そして,うつ病,不安症,不眠症,依存症等の各種精神障害に対する効果が確認されているだけではなく,再発予防効果に優れていることもわかっています。

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講義風景 グループディスカッション

 

「認知行動療法」の講義では,基礎的な理論,技法を学び,各種精神障害や問題に対する適用を学んでいきます。また,知識を記憶するだけではなく,実際に臨床現場でも用いられる技法を体験したり,仮想事例に対するケースフォーミュレーションを行います。このような講義を通して,基本的な認知行動療法の考え方や精神障害・心理的な問題に対する知識を養っていきます。

社会心理調査法実習Ⅰ・Ⅱ

社会調査士資格に必須の、社会心理調査法実習です。

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社会心理調査法実習では、心理学の研究手法としても頻繁に用いられる質問紙調査法について、計画・実施・データ解析・報告という一連の流れを1年間かけて実施します。少人数グループでテーマを設定し、協同で調査を行います。
写真の授業では、調査テーマから実際に測定する調査項目の設定を過去の論文などを参考にして作成しています。
このあと、実際に調査を行い、その後データ解析と結果のまとめ、報告書作成を行います。この一連の作業を通して、実証的なデータの収集と、データ解析についての知識と技術を着実に身につけていきます。

地域支援実習

この実習は、心理学部と東広島市ひとまち発見講座(生涯学習課主催)が共同で実施しているものです。毎回地域の方々と一緒に、生涯学習や国際交流、高齢者・障がい者・ 育児・観光ボランティアについて、実際の体験を通して学ぶ内容です。

図2 図3 図5
子育て支援(読み聞かせ) 障害者スポーツ体験(車椅子バスケ) 観光ボランティア(酒蔵通り)
図6 図4 図7
国際交流体験(ベトナム人留学生との交流) 東広島市福祉祭りボランティア ミュージカル体験

 

地域の人々との交流を通して、学生自らが地域の一員でありその支えの中で生きていること、さらに地域の中で自分は何ができるかを考えるプログラムとなっています。

専門職連携基礎演習Ⅱ

健康、医療、福祉に関わる専門職が連携・協同するために必要な事柄を、7つの単元に分けて学びます。各単元では、まず講義を通して基礎的な知識を学んだ後に、講義の最後に出される課題について、グループに分かれて取り組み、次の授業で取り組みの成果を発表します。

講義の様子
講義の様子1
講義の様子
講義の様子2
講義の様子
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グループワークでは、教員より出された課題について、インターネット等を使って調べたことや考えてきたことを、ホワイトボードにまとめて、お互いに発表します。専門的な知識の修得はもちろんのこと、グループワークとその成果のプレゼンテーションを通して、連携・協同のあり方について体験的に学ぶと共に、講義で学んだ知識を活かす方法も学びます。

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グループワークの様子

また、この授業では、健康、医療、福祉に関わる専門職の一員として、一次救命処置の方法についても学び、赤十字救急法基礎講習の資格を取得します。

一次救命処置の講習の様子

一次救命処置の講習の様子

卒業研究

卒業研究の執筆を通して、心理学の知識とスキルを獲得し、
社会に出ても役立つ研究マインドを養います

写真は2018年度の卒業研究最終報告会の様子です。複数のゼミ共同で実施します。発表と質疑で15分程度、個別発表を行います。
発表者の中から、投票で優秀発表賞が選ばれ卒業式で表彰されます。
4年生は自分が4年間の学業生活で身につけたものを発表する集大成の場です。
また、3年生や2年生も参加します。卒論研究に対するモチベーションを高め、自身の卒論計画につなげる機会となります。

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卒業研究タイトル一覧

2018年度卒業生(心理学科
2017年度卒業生(臨床心理学科コミュニケーション心理学科
2016年度卒業生(臨床心理学科コミュニケーション心理学科

資格取得支援

心理学科の授業を通して取得を支援する資格

心理学科の授業を通して、取得を支援する主な資格は以下の通りです。所定の単位をそろえて卒業時に申請するものや、所定の単位の取得で受験資格が与えられるもの、講義や実習などで対策講座を行うものなどあります。各資格の内容は以下をご確認ください。また、在学生にはガイダンスなどで逐次説明を行います。

なお、臨床心理士(財団法人日本臨床心理士資格認定協会認定資格。臨床心理学にもとづく知識や技術を用いて、人間の“こころ”の問題にアプローチする“心の専門家”としての資格。)と公認心理師は、大学院修了後に受験資格が与えられます。本学には専門職大学院実践臨床心理学専攻があり、学部卒業後に進学し、所定の単位を修得して修了することで、臨床心理士と公認心理師の受験資格を得ることができます。

 

1. 認定心理士(卒業時申請)(公益社団法人 日本心理学会認定資格)

認定心理士は、4年制大学における心理学科、またはそれに準ずる課程を終了した人を対象に、心理学の専門家として仕事をするために必要な最小限の標準的基礎学力と技能を修得していると認定された人に対して与えられる資格です。

この資格は、公益社団法人日本心理学会が認定する資格で、心理学関係の資格の中では「基礎資格」という位置づけに当たります。したがって、認定心理士の資格を有することが、直ちに特定の心理職に就けることを意味しません。しかしながら、心理学に関連した職業に就いている人には、認定心理士資格を持つ人が多く存在します。

本学科では、卒業のためのカリキュラムが認定心理士資格取得に対応しています。また、認定心理士の資格取得申請のためのガイダンス等も実施し、卒業時に資格取得ができるように支援しています。

日本心理学会のサイトはこちら

 

2. 社会調査士(卒業時申請)(一般社団法人 社会調査協会認定資格)

調査企画から報告書作成までの社会調査の全過程を学習することにより、基本的な調査方法や分析手法の妥当性、またその問題点を指摘することができると認定された人に対して与えられる資格です。社会調査協会が定めた単位を修得した上で、卒業時に申請すれば取得できます。

心理学では、調査を用いた研究も多く、卒業研究で多くの学生が調査を実施します。また卒業後に就職する様々な職場(一般企業、病院等の施設など)などで、利用者などの興味や関心などを把握するために心理学の知識を活かして調査を実施することもあります。
本学科では、学内でおこなわれるガイダンスに参加し、所定の単位を取得することで、申請可能です。

詳細は社会調査協会のホームページをご覧下さい。

また、社会調査協会が学生向けに資格の紹介をしたサイトもご覧下さい。

 

3. 睡眠改善インストラクター(受験資格)(一般社団法人 日本睡眠改善協議会認定資格)

心と体の健康、脳機能に密接に関係する睡眠に悩む方々に対して、睡眠に関する適正な知識と技術を用いて、睡眠改善支援が実践でき、普及に貢献できる人材として、日本睡眠改善協議会認定資格により認定される資格です。

現在、類似の資格は極めて少なく、ヘルスケアや寝具メーカーのみならず、美容や食品関係、ドラッグストア、インテリア・住環境関係やホテル・旅行業界からも注目されている資格で、この資格を活かして上記、関係企業や施設・病院・就職している卒業生も多くいます。

日本睡眠改善協議会のサイトはこちら

 

4. サービス接遇検定 準1級、2級(受験対策)(公益財団法人 実務技能検定協会実施)

ビジネスの場でのサービス接遇に関する具体的な考え方、行動の仕方、ものの言い方などの技術を認定する資格です。取得を希望する人は「キャリア開発演習 II」を履修してください。「キャリア開発演習 II」の授業を受けることで、サービス接遇検定の二級、準一級が受験できる知識と立ち居振る舞いが身につきます。これらは、その後の就職活動をはじめ、仕事に従事してからも役立つものとなります。

実務技能検定協会サービス接遇検定のページはこちら

 

5. 赤十字救急法基礎講習(講習実施)(日本赤十字社認定)

日本赤十字社が行う赤十字救急法基礎講習の認定を受けるために、学内で講習を実施します。これらは、全学的な専門職連携演習の一環として実施されます。

日本赤十字社の救急法講習ページはこちら

 

 

奨学金について

奨学金制度は、学力(学術)・人物ともに優秀で、健康でありながら、経済的理由により修学の困難な者に、一定の金額を給付または貸与することによって、学資の負担を少しでも軽減し、それによって修学に専念できるようにとの目的から設けられています。

奨学金制度には、本学独自の広島国際大学学内奨学金をはじめ日本学生支援機構など各種団体の奨学金制度があります。
※いずれの奨学金制度においても、採択人数に限度などあり、採択後も学業成績などによる停止や廃止の措置があります。

奨学金のほか、本学が提携している金融機関の教育ローンもご利用いただけます。

詳しくは、こちらをご覧ください。